まんまるらぶって何?



 まんまる・らぶ…この言葉を聞いて、みんなはどんなイメージを持つだろ うか…。おっきくてあったかくて、何となく心癒される感じがしない?この言 葉は、ある日ボーッとしていた時にふと思いついたんだ。愛って目で見る 事も手で触れる事も出来ないけど、確かに存在してるよね。どんな人だって 誰かに愛され誰かを愛してる、そして愛に傷つきながらも愛を求めて生き ている、こんな僕だって…。そんな事を、ああでもないこうでもないって考え ていた時にふっと頭の中に舞い降りて来たんだ。まんまる・らぶのイメージが…。

 僕は、だだっ広い草原にひとりでポツンとたたずんでいる。さわやかな そよ風が優しく抱きしめてくれるから、僕は気持ち良くなって思わず目を閉 じて両手を広げ深呼吸…。するとどうだろう、両手に何かあたたかいもの が。驚いて目を開けると、両脇に小さな男の子と女の子がそれぞれ立ってに こやかに微笑みながら僕の手を握りしめているんだ。僕は、嬉しくなってギュッ と手を握り返すとブランコのように両手を前後に振り始めた。それを合図に したかのごとく、途端にどこからともなくたくさんの人たちが集まって来て、一人 また一人と手をつないで自然と輪になってゆくんだ。僕は、その様子を黙って 見ていた。内心ドキドキワクワクしながらね。その間に、まんまるい人の輪が 出来上がるんだけどそれでも次から次へと人がやって来てその人の輪の中に 入ってゆく。よく見ると、色んな人がいるんだ。老若男女はもちろん、肌の色 の違う人や国の違う人、民族の違う人お金持ちの人やそうでない人、そして 障害を持った人…。僕は思った。僕達の住んでいる世界には色んな人がい るんだなあって。本当に色んな人がいて、みんな一生懸命に生きているんだ よね…。そんなセンチメンタルな気持ちをよそに、人の輪はどんどんと広がっ ていってやがてまんまるい地球を包んでゆくんだ。おっきくてまんまるい地球をね!

 これが、僕の頭の中に舞い降りて来たまんまる・らぶのイメージなんだ。 その時に僕はある事に気がついた。人と人が手と手をつないで、まんまるい 人の輪を作った時、すべての人はその輪の中心と等しい距離でつながって いると言う事にね。“何当たり前の事言ってるの”って思うかも知れないけど よく考えてみてよ!地球ってまんまるいよね、その地球上には、たくさんの 人間や色んな動物、植物が住んでいて、そして、広大な自然に囲まれてい る…。つまり、すべてのものはつながっていて、平等なんだって事が言いた いんだ。地球がまんまるなのも、きっとその事に関係があるん じゃないかな…。

 まんまる・らぶは、決して大げさな思想ではないんだ。何か大きな活動を しようというのでもない。純粋に愛について考え、それを日々の生活の中 で自分の出来る範囲でいいから少しずつ行動してゆこう…ただそれだけの 事なんだ。誰もが、心の中に持っているあったかくておっきなまんまる・ら ぶ…目には見えないけれど確かに存在しているまんまる・らぶを少しでも いいから周りの人達に分けてあげる事が出来たら、素敵だよね。優しい 言葉をかけてあげたり、人に接する時はいつも笑顔を心がけるとか、誰か が困っていたらさりげなく手を差しのべるとか…決して無理をして頑張る 必要はないと思う。大切なのは、自分の出来る事から少しずつ始めてゆく 事なんだ。僕は、自分の出来る事として今、歌作りに情熱を燃やしている んだ。愛について考え悩み、その思いを素直に歌にして表現してゆく。そ して、いつか自分の作った歌で人の心を癒せたらいいなと思っている…。

 さあ、まんまる・らぶの思いを胸に小さな一歩を踏み出そうよ…僕と一緒 にね!最後に僕の作ったまんまる・らぶのイメージソングを載せておきま す。この歌に曲をつけてくれる人、歌ってくれる人を募集しています。

       まんまる・らぶ
                     作詞 つかさ
 指折り数え僕は待ってる愛しい君に会える日を
 会えなくて寂しい時は空を見上げるんだ
 瞳に映る空は果てなく広がって
 君が暮らす街へと続いてる僕らはずっとつながってるんだね

 みんなみんなおんなじ空の下笑っている泣いている生きているんだ

 涙はきっと乾くさ乾かない涙なんてないんだから
 昨日流した涙もホラ気づけば乾いてるよ
 君はひとりじゃない

 指からめ交わした約束君は覚えてるだろうか
 どんなにつらくたって笑顔絶やさず生きようと
 今でも指の痛み忘れはしないよ
 君が暮らす街まであと少し僕らはもうすぐ会えるんだね

 みんなみんなおんなじ星の上まんまるい星の上生きているんだ

 明日はきっとやって来る朝の来ない夜なんてないんだから
 ゆうべ見た夢の続きもホラ気づけば始まってるよ
 夢はいつかかなう

 涙はきっと乾くさ乾かない涙なんてないんだから
 昨日流した涙もホラ気づけば乾いてるよ
 君はひとりじゃない
 僕はひとりじゃない

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